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2025.07.23 イベント

VIDEOGRAPHERS TOKYO 2024(ビデオグラファーズトーキョー 2024)Adobe STAGEに登壇しました

VGT2024のアイキャッチ

こんにちは。1コマ 代表の北川です。私は、CGやモーショングラフィックスを中心に映像制作を行う傍ら、講師としてイベントやセミナーへの登壇にも積極的に取り組んでいます。このブログでは、そうした活動の一端もご紹介させていただけたらと思います。

本記事は、映像クリエイター向けカンファレンス『VGT2024』についてのレポートです。

総来場者数は4,132名。日本最大級の映像クリエイター向けイベント。

『VIDEOGRAPHERS TOKYO(ビデオグラファーズ・トーキョー)』、通称 VGT は、日本最大級の映像クリエイター向けカンファレンスイベント。最新の映像技術や制作ワークフロー、表現に対する考え方にふれられる貴重な機会として、毎回多くのクリエイターが参加しています。

そして先日、次回となる『VGT2025』が2025年10月にオンライン開催されることも発表されました。

私は大変光栄なことに、昨年7月に開催された『VGT2024』のAdobe STAGEに登壇する機会をいただきました。今回は、その時の様子を振り返りたいと思います。

『VGT2024』は、2024年7月9日、10日の2日間に渡り、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーのTOKYO NODEでリアルイベントとして開催されました。主催のVook様によると、総来場者数は、4,132名だったとのこと。映像に特化したカンファレンスイベントとしては過去最大級だったのではないでしょうか。

当日の様子をまとめたアフタームービー(約5分)がYouTubeに公開されているので、ぜひご覧ください。(かっこいいですね!)

ステーションタワーのエレベーターを上がって会場に到着すると、「OUT OF FRAME」をテーマにしたレトロフューチャーなキービジュアルが出迎えてくれました。また、TOKYO NODEのダイナミックな空間演出も相まって、非日常感に胸が高鳴ります。

VGT2024の受付

会場には、338席のRED STAGEをはじめ、100席のGREEN STAGE、50席のBLUE STAGE(×2)と、大小4つのステージと展示ブースが用意され、2日間で計59セッションが同時多発的に開催されました。

開場90分前に満席!立ち見も出る大盛況。

私はその中のAdobe STAGE(100席のGREEN STAGE)にて、「“仕事の幅が広がる”After Effects入門講座」というセッションに登壇させていただきました。

開演のかなり前から多くの方に並んでいただき、なんと開場約90分前には満席。立ち見の方もいらっしゃるほどの大盛況でした。(長時間立っていただいたみなさま、本当にありがとうございました。そして申し訳ありません…!)

VGT2024のセッション開場前

目の前には100名超の方々、コロナ以降、オンラインでの登壇が主だったこともあり、ほぼ初めてのリアル登壇にとても緊張していました。

私は普段「Vook school」という映像制作スクールのメンター(講師)としても活動しているのですが、その受講生さんが前の席にいらっしゃって、心強かったのを覚えています。

Premiere ProとAfter Effectsの使い分けを解説

私が登壇したセッションは、「After Effectsの入門」を軸に3名の登壇者がリレー方式で話していくものでした。

VGT2024セッション中の様子

「After Effects」とは…アニメーション、モーショングラフィックス、VFX(実写合成)などの映像制作をするためのアプリケーション(ソフトウェア)です。多機能ゆえに「とっつきにくい」と感じられやすく、その最初の一歩をやさしく解説することが今回のミッションでした。

私はリレーのトップバッターとして、導入編を担当。「After Effects」よりもユーザー数の多い「Premiere Pro」との使い分けから解説しました。どちらも映像・動画を作るためのアプリケーションですが、映像制作の現場では用途が異なります。いくつかの切り口からその2つの違いをご紹介していきました。

例えば、言葉でみる使い分け。「Premiere Pro」は、素材を切る、編集すると表現するのに対して、「After Effects」は、素材を動かす、合成すると表現します。

VGT2024スライドの一部

アプリケーション内のUI、作り方にも違いがあります。「Premiere Pro」は素材を横に並べるのに対して、「After Effects」は縦に並べていきます。

VGT2024スライドの一部2

また、ワークフローにおいても使い分けがされています。「Premiere Pro」は前の工程で使われることが多く、「After Effects」は「アフター」というだけあって、後の工程で出番がきます。

VGT2024スライドの一部3

このように、多角的な視点から両者の違いをわかりやすく整理しながら、After Effectsの面白さと可能性にふれていただけるよう努めました。
私自身「After Effects」は長年愛用しているアプリケーションです。今回のセッションが、誰かにとっての「最初の一歩」のきっかけとなれば嬉しいですね!

リアルイベントだからこその出会い

オンラインでの学びや発信が当たり前になった今、リアルイベントにはやはり特別な価値があります。
日頃SNSで拝見していた方と直接お話しすることができたり、逆に「SNSで見てます!」と声をかけていただく場面が何度もありました。まさに、ネットとリアルが地続きにつながった瞬間。そこには、オンラインだけでは得られない温度感と臨場感がありました。

登壇者としてだけでなく、一人の学び手として、そして業界の仲間として。『VGT2024』は、情報をキャッチする場を超え、人とのつながりを実感できる体験そのものでした。

さいごに

『VGT2024』という素晴らしい場に登壇させていただけたこと、そして直接たくさんの方とお会いできたことに、心から感謝しています。来場いただいたみなさま、企画運営してくださったVook様、スポンサー企業様、本当にありがとうございました。

そして、次回の『VGT2025』も今からとても楽しみです。またどこかでみなさまにお会いできることを願っています!

Writer

北川好美 株式会社1コマ 代表取締役

2010年自動車・製造業界の3DCG制作に従事。2015年デザイン事務所「コノデザイン」開業。2022年「株式会社1コマ」設立。

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