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2022.11.19 お役立ち

動画広告にアニメーションを使うメリットとは?三重県の中小企業様の事例をご紹介!

アニメーション事例のサムネイル

近年、YouTubeやInstagramなどさまざまなSNSで動画広告を見る機会が増えました。動画広告といえば、実写だけに限りません。アニメーションを使うことでどんなメリットがあるのでしょうか?
今回は動画広告にアニメーションを使うメリットについて、事例も含めてご紹介してまいります!

アニメーション広告とは?

アニメーション広告とは、アニメーションを用いて制作された動画広告のことです。
株式会社サイバーエージェント(オンラインビデオ総研)と、株式会社デジタルインファクトが共同で行った国内動画広告の市場動向調査によれば、2021年の動画広告市場は昨年対比142.3%、4,205億円に達する見通しとのこと。その後、2022年には5,497億円、2025年には1兆465億円に達する見込みだとされています。

そんな中、アニメーション広告も年々ニーズが高まってきています。3DCGやモーショングラフィックスを使用したアニメーションがSNSで注目を集めるなど、広告業界でも大きな広がりを見せつつあります。

参照:サイバーエージェント、2021年国内動画広告の市場調査を発表https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=27195

動画広告にアニメーションを使うメリットは大きく4つ

動画広告にアニメーションを活用するのには、さまざまなメリットがあります。

複雑なことも優しく伝えられる

複雑な内容は、言葉で伝えるにしても難解な言葉を使ってしまいがち。また、映像とひとくくりに言っても、実写では伝えにくいこともあります。アニメーションなら、言葉や実写では伝えにくいことをイラストにすることで、ひと目で状況や内容を的確に伝えやすいのです。

また、アニメーションの中に簡潔にまとめたテキスト情報を挿入したり、数値データをグラフ化してイラストにしたりすることもできます。イラストなら親しみを持っていただきやすく、子どもにもわかりやすく伝えられます。

汎用的で賞味期限が長い

例えば実写であれば、登場する人物や服装など、動画制作後に簡単に変更するのが難しいものもあるでしょう。けれどアニメーションであれば、制作後、服装の一部に修正を加えたり人物のデザインを変更したりするのも比較的簡単にできます。

また、実写の場合、登場人物に対するイメージに大きく左右されやすい一方、アニメーションなら親近感など企業が望むイメージ、世界観を表現することが可能です。

音声がなくても内容を伝えられる

アニメーションは作り方次第で、無音状態でも内容をうまく伝えることができます。

出先で何かを調べたいとき、スマートフォンやタブレットを使ってWebサイトを閲覧するケースも多いのではないでしょうか。そうしたときに、アニメーション広告を目にする方も多いと思います。音声を上げた状態では閲覧できないような状況でも、音声なしで広告を見ることができ、内容を理解できるなら、制作側としてはより効率よく広告を出せますよね。

近年では動画の短尺化が進んでいます。必要なテキスト情報を動画のはじめの数秒に挿入するなど、柔軟な構成で1秒あたりの情報密度をアップすることも可能です。

同じアニメーションを使って多言語化しやすい

同じアニメーションを使って外国語に翻訳する場合、実写だと違和感が生じるケースも少なくありません。アニメーションなら多言語化しやすく、柔軟に利活用できます。ナレーションを吹き替えてテキスト情報を差し替えるだけで、1本のアニメーションを国内だけでなく世界に向けて発信することも可能なのです。

動画広告にアニメーションを使うデメリットはある?

まず、なかなか内製化しにくいことが挙げられます。最近では、YouTubeチャンネルを運用される企業さまも増え、社員の方が動画編集されるケースも増えてきました。ただ、アニメーション制作にはAfterEffectsといった専門ツールの知識が必要になり、専属スタッフの雇用にはハードルが高い実情があります。

また、動画を制作するにあたり、労力だけでなく時間がかかるのも難点です。戦略的に、クオリティ高く動画を制作しようと思うほど、難易度高く、時間が必要になります。

アニメーション広告の種類別コストイメージ

アニメーションにかかるコストは以下のようなイメージです。

アニメーション制作のコストイメージ

アニメーションの場合は、絵を1から作っていく必要があります。そのため画面の作り込み具合、シーン数、3DCGの有無などにより大きく費用が前後いたします。
また動きの複雑さによっても制作時間が変わってくるため、費用の上下に影響します。
スライドショーなど単純な動きになればなるほどコストを抑えることが可能です。

実写の場合、撮影時間が短かったり、インタビューやイベント記録などで編集をあまり入れなかったりする場合であれば、時間を短縮して制作することができます。その一方、大がかりなロケ撮影、スタジオ撮影など関わる人数が多く、作業工程が増えるほど、高額になります。

アニメーションと実写、どちらがコストがかかるかは一概にお答えできないのが難しいところです。

アニメーション広告を制作する際に必要な準備物

アニメーション広告を制作する際、シナリオを構成するにあたって以下のような準備物をご用意いただけるとスムーズに制作をスタートすることができます。

企業や商品のロゴデータ

アニメーション動画の最後にクレジットで表記します。お持ちではない場合、ぜひ、ロゴデザインをつくるところからお手伝いさせていただきます。

チラシ、HP、などさまざまな販促ツールのイメージがバラバラになってしまわないよう、ビジュアルブランディングを図っていきます。

パッケージデザイン、図面や3Dデータ(プロダクトの場合)

ラストカットなど商品を紹介するシーンにてに活用します。また、アニメーション全体を通してのトーン&マナーの参考にさせていただきます。
機械製品などを取り扱われていてお持ちの場合は、ご提供いただければと思います。

パンフレットやカタログ

販路開拓されていきたい商品、サービスのことがわかる資料をご提供ください。
もちろん、加えて丁寧にヒアリングも行います。
ご提供いただいた情報からどこを抽出して表現すれば、より価値や魅力が伝わるかを練ってまいります。

アニメーションの活用方法

アニメーションはさまざまなシーンで活用できます。主に以下のような場面が考えられます。

商品やサービスの紹介

一般的な動画広告アニメーションの活用方法の一つです。ある特定の商品・サービスを紹介するための広告で、商品のパッケージデザインなどを用いてアニメーションを制作します。グラフや数字、言葉をうまく挿入しながらサービス・商品をわかりやすく紹介することができます。

企業のコンセプトムービー

アニメーション内で、企業のビジョンを表現します。言葉で具体化するだけではなく、抽象的なビジュアルイメージを共有できるのがアニメーションの魅力です。企業が目指す方向性をより印象づけるのに、動画広告アニメーションが役立ちます。

採用動画

人材の定着率が低いなどでお悩みの企業様には採用動画がおすすめです。アニメーションであれば、スタッフをキャラクター化でき、実在する個々のイメージに依存せず制作できます。

YouTubeチャンネルのオープニング

近年では各企業でYouTubeチャンネルを開設するケースも増えています。そのオープニング動画としてアニメーションを活用することで、よりブランドイメージ持った番組づくりが可能になります。

1コマで制作させていただいた具体的事例のご紹介

ここで、実際に1コマが制作させていただいたスーパーサンシ様宅配サービスの動画をもとにご紹介してまいります。

地域への訴求

冒頭の5秒はとても大切なところ。ターゲットとなるお客様が住む「地域名」をテキストとイラストでわかりやすく呼びかけています。全国に向けたWebCMが多い中でローカルな地域名を入れることで、「自分に関係のあることだ」と瞬時にわかっていただけます。YouTube広告は地域を限定できるので、配信する地域に合わせてカスタマイズするのも効果的です。

店舗イメージ

次にお店が持つイメージを1枚絵で表現しています。スタッフさんの制服の色、店舗のデザインなど。また、キャラクター化することで親しみを持っていただきやすく、実写とは違い属人化しないので修正対応にも柔軟にお応えすることができます。

シチュエーション

そして、どんな時に宅配サービスを利用したくなるか、シチュエーションをイメージしていただけるようなシーンを作っています。

利用イメージ

生鮮食品がスマホからポンポンっと軽やかに飛び出すような動きで、いかにご注文が楽にできるかということを表しています。

配送車

朝に注文したものがその日夕方5時までには届くこともトラックのスピーディーな動きで表現。

グラフ表現

宅配サービスを使うことでどんな風に節約できるのか、簡単なグラフを用いて表現しています。実際にグラフのメモリが減っていくように動きを入れており、具体化しづらいものをグラフアニメーションで感覚的に訴求することもできます。

さいごに

ここまで、アニメーション広告のメリットから活用例までご紹介してきました。

動画市場の拡大とともにアニメーションのビジネス活用はこれからどんどん広がっていくでしょう。お客様の取り扱われている商品、サービスにおいて、アニメーションの特性を活かしてどのような発信ができるか、一度イメージをめぐらせていただけたら嬉しく思います。

株式会社1コマでは、このようなアニメーション広告の制作も承っております。
ご興味ありましたら、オンライン相談会も無料で行っていますのでお気軽にご相談ください!

Writer

北川好美 株式会社1コマ 代表取締役

2010年自動車・製造業界の3DCG制作に従事。2015年デザイン事務所「コノデザイン」開業。2022年「株式会社1コマ」設立。

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