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2022.06.11 お役立ち

動画で何を伝えるべき?企業・ビジネスへの活用方法をご紹介

動画で何を伝えるべきか

近年、動画による発信は私たちにとってますます身近な存在になってきました。
普段の暮らしの中はもちろんビジネスシーンでも、動画を使用してさまざまな企業の商品・サービスの魅力が訴求されています。
動画を目にする機会が増えたことで、「うちでもやってみようか!」とご検討中の広報・マーケティング担当者様もいらっしゃることでしょう。
とはいうものの「まず何から、どう伝えたら?」「どう企画したらいい?」と疑問に思われているかもしれません。この記事では、動画の得意分野でもある「企業の動画活用事例」についてご紹介していきます。

ストーリー・バックグラウンドを語る

どちらを書いますか

皆さま!突然ですが、目の前に「見た目がほぼ同じのビーフシチュー」があるとします。一方は300円でもう一方は3,000円。さて、どちらを購入しますか?

「300円はちょっと安すぎるから不安…。でも3000円だと、ちょっと失敗したくないな」など、いろんな思いがよぎるはず…。そう、これら見た目の情報だけではどちらを選べばいいのか判断がつきませんよね。

そこへこんな情報がプラスされたらどうでしょう?

レトルトと老舗店

一方は「レトルトシチュー」、もう一方は「創業60年の浅草の老舗。長年継ぎ足したデミグラスソース。3時間煮込んだ牛肉!」。それぞれの価値について徐々にわかってきましたが、これだけでもまだ情報が足りません。

さらにお客様のシチュエーションについて情報がプラスされたらどうでしょう?

楽したいおうちご飯、5年ぶりの東京観光

お客様は今、「楽に自宅ごはんを済ませたい」のか、それとも「5年ぶりの東京観光に来ている!」のか。

お客様が置かれている「シチュエーション(ストーリー)」と、商品が持つ「バックグラウンド」によって、最終的に何を選ぶのかは変わってきます。これらの情報が揃って、はじめてその商品が持つ「価値」を伝えられるのです。

ストーリーとバックグラウンドを語ることがとても大切であり、それには動画活用が最適だといえます。

動画にある3つの特長

「動画」という媒体には大きく3つ特長があります。

時間軸を持っているのでストーリーを語りやすい

たとえば日本語で動画を制作した場合、日本語そのものがわからない方にも伝えられるのが大きな特長です。テキストが全くなく、動画だけだったとしても、ストーリー性を持って魅力を訴求することができます。

小さな子どもであっても外国語を母国語に持つ方であっても、どんな方にも訴求できる強みがあります。

情報伝達量が多い

2014年4月にForrester ResearchnのMcQuiivery博士が調査した結果によると、1分の動画で180万文字分相当の情報量があるとされています。自分の目で1分間で180万文字を読もうとしても、現実的には不可能でしょう。

動画は文章と比較して、短時間でより多くの情報を視覚的に伝達することが可能です。特に言葉の説明ではなかなかむつかしい操作方法などを紹介する際、文章よりも動画のほうがより端的にわかりやすく伝えられます。

参考:Yahoo!Finance|A Minute of Video Is Worth 1.8 Million Words, According to Forrester Research |
https://finance.yahoo.com/news/minute-video-worth-1-8-130000033.html?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly93d3cuZ29vZ2xlLmNvbS8&guce_referrer_sig=AQAAAAqB4fWMpBMD9G7SS9t3AEal0_Pdw46SL62YYPDfI2dhkUyOyS3zxrV7Iuk36Z8U6Zyd4CdfbGhLoJK_WKoMfowcC_m6sWs-c8s88tId7fzDog0qUiFxXKXtd5ot6igAIE773VZ8c2H6bSEFg6cSxxNzoyP5qfPg2lgKJQbHzn98

リアリティ、雰囲気が伝わる

動画は画像と比較すると加工がしにくいのもポイントです。画像はその一瞬だけを収めたものですが、動画は一連の流れをすべて保存し、相手に伝達するものです。「嘘がつけない媒体」ゆえに、その場所が持つニュアンスまで伝えられます。

しかし、ここでご紹介した特長は時にデメリットにもなり得ます。例えば、時間軸を持っているということは、情報を受け取る側である視聴者の時間を拘束することになります。情報量が多いということは、データ容量が重くメールなどで気軽に送ることはできません。結果としてプラットフォームを介して相手に伝えることになります。

また、リアリティがある、うそがつけないということは、画像のように加工がしづらいわけです。万が一撮影に失敗すると後でどうにも加工できないという可能性があります。良い点、悪い点の両方を理解した上で活用することが得策です。

動画のビジネス活用は大きく4つ!

動画のアイデアは無限大です。一概に「これですよ」とは言えませんが、動画のビジネス活用は大きく以下の4つに分けられます。

ブランディング

企業のコンセプトムービー・ビジョンムービーは、以下でご紹介する採用シーンはもちろんのこと、プロモーションにも活用できます。起業の軸づくりとしては非常に有効な動画の活用方法と言えます。

文章では上手く伝えづらい企業イメージも、動画ならストーリー性を持って表現できます。

ただし、ブランディングは長期的な施策です。
効果が出てくるまでに時間がかかる、すぐに売上に直結するものではないと理解した上でしっかり腰を据えて取り組んでいくことをおすすめします。

プロモーション

商品やサービスのプロモーションムービーでは、新規ユーザーに対して商品やサービスの内容、使い方、開発から販売へのストーリーなどを伝えることができます。口頭やパンフレットなどでは伝えにくい部分でも、動画なら利便性を加味してアピールすることも可能です。

また、利用者の声をインタビューして動画にまとめることも有効な演出方法でしょう。

特に予算が限られているようなスモールスタートの場合、まずはプロモーションから始めるのがおすすめ。効果が早く出やすい動画活用方法のひとつといえます。

採用

企業の将来を担う人材を採用するためには、求める人物像に対する的確なマッチングが大きなカギを握ります。採用活動では、企業への認知度アップやサービス・商品理解の促進、社風や企業概要などを動画で効果的に伝えることが可能です。

この他、社長からのメッセージ、現職社員へのインタビューや仕事風景をはじめ、企業に在籍する人々の様子を動画で伝えることで、求職者自身が実際に入社した時のイメージをよりふくらませることにもつながります。

動画活用は、入社意欲を高めるためにも効果的なのです。

ハウツー

実際にどのように使ったらいいのか、詳しい使い方を説明する際にも動画活用が功を奏します。視覚・聴覚からリアルに情報を伝えることができるので、営業担当者がお客様に動画を見せながら説明することもできます。

また社内用マニュアルとして、社員教育などにも活用できるでしょう。動画なら繰り返し使用することも可能なので、人件費・教育費のコストカットにもつながります。

企業の活用事例3選を紹介

ここで企業での具体的な活用事例を3つご紹介します。

体験レッスン動画

最近では、習い事などの体験レッスンの始まりから終わりまでをダイジェストに動画にまとめたものが良く見受けられます。例えば英語・音楽・学習塾などが一例です。

タイトルも「動画で体験レッスン」とわかりやすく表記され、ホームページに動画がアップされています。まるで実際に自分が体験レッスンを受けているかのようなストーリーで動画が作られていて、体感的に流れをつかめます。申込へのハードルを下げるための有効な動画活用です。

取り扱い(使い方)説明動画

大手ショッピングサイトなどのページでよく見かけるかもしれませんね。こうした取扱説明動画は、ユーザーが購入する前に「うまく使えるかな…」という不安を取り除くことが可能です。

使い方を丁寧に紹介、解説することで、潜在ユーザーの購入ハードルを下げることができます。

着こなし紹介動画

パレルショップなどのサイトでよく見かけますね。「写真でもいいのでは?」と思う方も少なくないでしょう。しかし実はこの着こなし紹介、すごく重要なことを伝えているのです。

例えば風が吹いたときに布がどういう動きをするのか、揺らめいた光に対してどうやって生地が反射するのかなど、「嘘がつけない動画」ゆえにリアリティを伝えることができます。

動画だからこそ伝わる内容に

ビジネスシーンにおける動画活用はますます増えています。企業での活用事例を踏まえ、どんな動画を制作したいのか社内で検討してみてもよいですね。

動画が持つ特長をうまく使って、貴社のサービスや商品の魅力を訴求しましょう。この記事を、社内で動画を活用する際のヒントしていただけたらと思います。

以上いかがでしたでしょうか。

三重県の映像・動画制作会社、株式会社1コマでは、お客様の課題をじっくりとヒアリングしたうえで、どんな動画が最適か一緒に考えながら制作していきます。

「動画を使った訴求を始めたいけれど、どのように作ればいいかわからない」そんな時はぜひ株式会社1コマへお気軽にご相談ください。


Writer

北川好美 株式会社1コマ 代表取締役

2010年自動車・製造業界の3DCG制作に従事。2015年デザイン事務所「コノデザイン」開業。2022年「株式会社1コマ」設立。

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